【女子サッカー】WEリーグの前身Lリーグから学ぶこと

学ぶ

こんにちは、かいです。

2021年9月から、女子サッカーリーグ【WEリーグ】が開催されます!

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WEリーグができる前に、広く周知されている【なでしこリーグ】、実はなでしこリーグの前に【Lリーグ】という名称のリーグが存在していたことは、ご存知でしょうか。

 

今回は、スポーツとビジネスについて女子サッカー【Lリーグ】にから、学びまとめていきたいと思います!

女子サッカーの歴史

はじまり

女子サッカーは、1980年代~90年代に大きく発展しました。

1994年に【Lリーグ】が発足。この前年にJリーグが発足されています。

選手は、プロ契約で世界で有名な外国人選手たちもLリーグで活躍していました。

そのため、世界最高峰リーグと言われていました。

この当時の女子サッカーは、競技人口も多く「資金」と「普及」に成功していました。

その後

この当時、【Lリーグ】がさらなる発展を迎えるために必要だったのは、「勝利」でした。

1996年アトランタ・オリンピックで女子サッカーが、正式種目となり、もちろん世界最高峰リーグと言われていた【Lリーグ】のある日本は、国中から期待をされていました。

勝負の世界の厳しさ

『1次リーグ』

VS ドイツ 2-3

VS ブラジル 0-2

VS ノルウェー 0-4

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結果は、まさかの3連敗となってしまいました。女子サッカーはリーグの発展に必要であった「勝利」を手にすることが出来なかったのです。勝負の世界の厳しさを改めて痛感させられるのと、同時に「勝利」がいかにリーグ発展には重要なモノなのか知ることになった大会となりました。

 

影響

アテネ・オリンピックでの負けやシドニーオリンピック出場権を逃したことが影響して、リーグの観客動員数が激減したと言われています。

また、その当時の日本経済はバブルなどもあり、経済状況が低迷しはじめていた時期でした。

そのことによって、Lリーグ加盟チームを保有している企業がどんどん撤退していき、選手たちのプレーする環境がなくなってしまったのです。

結果的に、アピールする機会が減ってしまい、世間からの注目度も下がり、競技人口も減っていきました。「資金」と「普及」が一気になくなったということですね。

「資金」と「普及」で成功していた【Lリーグ】が、「勝利」を逃したことによって、悪循環に入ってしまったのです。

復活

ですが、2004年のアテネ・オリンピックから女子サッカーの復活劇がはじまります。

印象

女子サッカーは、普及のために「芸能人女子フットサル」を始めました。そのことで世間への好イメージが広がり、女性がフットサルをすることが日常的になりました。

勝利

女子サッカーは、アテネ・オリンピック出場権獲得を目指しました。そのためにオリンピック予選を日本に誘致して、サッカーの聖地である国立競技場で開催しました。この試合は、女子サッカーではじめて地上波で放送されました。

そして、見事にアテネ・オリンピックの出場権を獲得しました。
アテネ・オリンピック

アテネ・オリンピックで、日本代表はベスト8になりました。さらに、北京・オリンピックでは4位の功績を残しました。

そしてそして、2011年のドイツ・ワールドカップでは優勝!!

このときの澤選手のシュートには日本中だけではなくて、世界が熱狂しました!

なでしこリーグ
アテネ・オリンピックで、「なでしこジャパン」という愛称がついたサッカー日本女子代表の勢いをそのままもっていき、「なでしこリーグ」という愛称が採用されることになりました。
効果

ワールドカップカップの優勝後の、なでしこリーグでは、選手たちの中には、プロ契約をする選手や個人スポンサーがつくなどし、「勝利」が選手やリーグに大きな好循環をもたらしてくれることを証明するひとつになりました。

 

WEリーグ

なでしこがドイツ・ワールドカップで優勝してからの、日本女子サッカー界に、またもや「勝利」の壁が出てきます。2016年リオデジャネイロ・オリンピックの出場権を逃してしまいました。

ですが、そこからまた這いあがってきたのが、【WEリーグ】

2021年9月のリーグ開幕が楽しみです!

まとめ

今回の記事で、出てきた3つのキーワードである「普及」と「資金」と「勝利」。

女子サッカーに限らず、他のスポーツにとっても重要なことです。これらのキーワードに対してどのように取り組んでいくのかがスポーツビジネスの発展と成長に欠かせないことに気づくことができました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

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