こんにちは、かいです。
2020東京パラリンピックが2021年8月24日~9月5日に開催されます!
そこで今回は、パラリンピックの歴史について調べてみたいと思います!
本記事を読んでいただくと、パラリンピックの歴史について理解することができます。
歴史
パラリンピックの原点
パラリンピックのはじまりは、第二次世界大戦(1939~1945年)後になります。
戦争で負傷した兵士の治療と社会復帰を目的としてイギリスのストーク・マンデビル病院の医師ルードヴィッヒ・グッドマン卿が、終戦から3年後に開催された1948年ロンドンオリンピックに合わせて、院内で16名の車いす患者によるアーチェリー大会を開催しました。
これがパラリンピックの原点と言われています。
ルードヴィッヒ・グッドマン卿
1939年にナチスによるユダヤ人排斥運動により、イギリスに亡命した医師です。ルードヴィッヒ・グッドマン卿はその当時に、
「将来的にこの大会が真の国際大会となり、障がいを持った選手たちのためのオリンピックと同等な大会になるように」という展望を語っていたようです。(日本パラリンピック委員会から引用)
第1回パラリンピック
1948年にストーク・マンデビル病院で開催された大会は、その後も形を変えながらも続いていきました。そして、1952年に国際大会になりました。
1960年ローマオリンピックの同年に第9回ストーク・マンデビル大会がローマで開催され、この大会は、のちに第1回パラリンピックと位置づけられました。
このローマオリンピックから、オリンピックとパラリンピックが同じ開催国で開催されるようになりました。
その後
1964年東京大会が第2回パラリンピックとなりました。
1988年ソウル大会からは、オリンピック直後に同じ場所で開催されるようになりました。
直後というのが大きなる進歩です。
2000年シドニー大会で、IOCとIPCは「オリンピック開催国はオリンピック終了後にパラリンピックを開催する」などの基本事項に合意して、双方の協力関係をより深めました。
パラリンピックの意味
パラリンピックはもうひとつのオリンピックという意味です。
当初は、リハビリの一環としてはじまったパラリンピックですが、今ではアスリートたちの競技スポーツになりました。
パラリンピックの可能性
パラリンピックは、障がい者を対象とした大会ですが、最近では義足をつけた陸上選手が健常者の記録を上回ることもあります。
義足を使いこなし、競技のレベルを上げるために日々努力をして大舞台で結果を出す選手たちに感動をもらえます。
だんだんとオリンピックとパラリンピックの差がなくなりつつあります。オリンピック記録をパラリンピック記録が上回ることも、そう遠くないと思われます。
まとめ
今はまだ、パラリンピックとオリンピックと分けて開催されていますが、医療やテクノロジーの発展により、統合される時代を迎えるかもしれません。
そんな未来には、どんなスポーツレベルになっているのでしょうか。そう考えるとワクワクして仕方ありません。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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