日本スポーツ界における長時間練習が与える影響について

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こんにちは、かいです。

突然ですが・・・日本のスポーツって、練習時間がむちゃくちゃ長いと感じたことはありませんか?

今回は日本スポーツ界において多大な影響を出した二人の名将監督の対談記事に出てきていた”日本人よ、悪魔を解き放て”の真意を求めていきたいと思います!

 

(引用:https://number.bunshun.jp/articles/-/850288)

日本人よ、悪魔を解き放て!

長時間練習

対談記事の中で気になったのが、長時間練習においてのスポーツパフォーマンスに与える影響についてでした。

私の学生時代は、もっぱら根性練習が多かったです。当時は、疑問も持っていませんでした。むしろ長く練習をすることがスポーツを上達するために必要なことだと思いこんでさえいました。

ですが、長時間練習に慣れてしまうことで選手に与える影響は大きなものがあることに気づけました。

長時間練習においての選手に与える影響3つ
①一日の練習メニューにおいて体力の配分を行うようになる。

これは人間としては当然の反応であり、集中力が欠ける要因に繋がると考えられます。

②集中力の欠如から練習の質の低下
100%の力で行う練習と余力を残して行う練習だと質が全く異なってしまいます。試合に勝つための練習ではなく、練習をこなすための練習になってしまいます。
③疲労の蓄積
長時間練習をすることにより、適切な休養を確保できなく、身体に負担がかかり怪我の誘発につながってしまう恐れがあります。

15・45・90の法則

人が深い集中力を発揮するのは15分程度と言われています。

人間が集中できる時間には15・45・90というリズムがあると言われており、それは実際に私たちの日常生活に溢れています。(※あくまで集中できる時間の目安です。(※個人差あり)

例えば、小学生の授業時間は45分。

サッカーのプレイタイムは前後半それぞれ45分ずつ。合計で90分。

大学生の講義時間も90分。

集中できる時間を頭に入れて、質の高い練習につなげたいですね。

日本人の中にある悪魔
日本人は、海外選手と比較して、受け身体質で、積極性があまりないと言われています。それは日本の文化として”謙虚”であることの教育が染みついているかただと思われます。
ですが、そんな日本人が信じられないほどの闘争心を発揮することがスポーツの世界では、度々見受けられます。これが日本人選手の中にある悪魔です。ポジティブな悪魔です。
この闘争心をむき出しにして、戦う姿勢を導きだすことが指導者の役割なのではないでしょうか。
長時間練習によって質の低い練習を繰り返すよりも、質の高い練習をすることによって、日本人の中にある悪魔を解き放ち、日本スポーツ界に素晴らしい結果を導きだした二人の名将監督のメッセージから私たち指導者が何を想い、何を感じて、現場に立つかが問われていると思います。

 

まとめ

海外コーチから見て日本スポーツ界における長時間練習に対しての意見を知ることができて、現場に立つ立場の人間として多くのことを学べました。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

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