こんにちは、かいです。
東京オリンピック開催まで残すところ2日になりました。
2020年に開催されていたはずの東京オリンピックは、パンデミックが起こり、延期となりました。(※パンデミックとは、人類を脅かす感染症(世界的大流行))
2021年になってからも、開催地である東京都は何度も緊急事態宣言を繰り返しています。
国民から「オリンピック中止」の声がSNSやメディアを通じて日々、政府や組織委員会に訴えかけられていますが、開催が決定されました。そして実際に開催される日程中の東京都は緊急事態宣言中です。
そこで今回は、東京オリンピックが中止にならない理由についてまとめてみたいと思います。
✨#Tokyo2020 オリンピックまで、あと2日✨
ソフトボール・サッカーはなんと今日から試合開始👀開会式は23日(金)20時から!https://t.co/J1CTr36Y9M pic.twitter.com/Ho0jpbcq6h
— Tokyo 2020 (@Tokyo2020jp) July 21, 2021
東京オリンピックが1年延期
2020年3月30日に延期となった東京オリンピックの開催スケジュールを発表しました。
なぜ中止にならないのか
①IOCと開催都市東京都の契約
オリンピック大会は、IOCの独占的財産であるからです。オリンピックの所有者ということ。
契約解除、つまり開催中止の正当な事由としては、以下の内容が契約書内に記載されています。
②金銭面
豪メルボルン大学のある教授は次のような話しています。
オリンピックは、最大のスポーツイベントです。そのスポーツイベントに対しての放映権やスポンサーシップの金額が膨大な金額になるのは当然です。
それほどまでに興味と感心で注目の大会です。
なので、中止となるとすべての当事者に巨大な契約上の義務が発生します。IOCはもちろん、オリンピック委員会も保険に入っています。放送各社やスポンサー各社も保険をかけているはずです。
仮に、保険金の支払いなどが発生することになれば過去最大規模になるとも言われています。
③経済的コストだけではない
オリンピック中止で問題になるのは、金銭面だけではありません。
2022年2月には、同じアジア地域の中国で冬季オリンピックが開催されます。同じ地域で勢力を競い合う日本と中国。なので、日本政府としてはどうしても東京オリンピックを開催したいとの主張があると思われます。
1964年の東京オリンピックは、第二次世界大戦後の日本の復興と再建を表す象徴でした。
私たちが共に動いた時、前に進むことができる。
オリンピックの新しいモットー:「より速く、より高く、より強く – 共に」#StrongerTogether pic.twitter.com/TYVFjNtGcy
— オリンピック (@gorin) July 20, 2021
まとめ
国民からオリンピック開催に対して、中止を希望する声が出ているのにも関わらず、日本政府やオリンピック委員会が開催することになぜそこまでこだわっているのか。
この記事外にも多くの理由があると思います。
正解のない問題に世界が直面していて、ルール変更が毎日のように変わりゆく中での今回のオリンピック開催。それぞれの立場で考えることや想いがあるという事に改めて気づけました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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