3x3女子日本代表のみ予選ありなのは、なぜ?

スポーツ

こんにちは。かいです。

2020東京オリンピックバスケットボール5人制男女、3人制男子は開催国枠があるのに何で3人制の女子は予選で勝ち獲らないといけなかったの?開催国枠はないの?
バスケット初心者のこの疑問にお答えします!
本記事を読んでいただくと、なぜ3人制女子のみがQOTに出場したのかが分かります!

開催国枠

開催国枠とは、世界選手権(ワールドカップ含む)、近代オリンピックの多くの種目で、大会が行われる国・地域に対して大陸予選、及び世界予選を免除して、そのまま本選に出場できる権利が与えられる制度のことをいう。近代オリンピックの例としては、オリンピック憲章に基づいて、オリンピックで行われる種目の競技統括と国際団体と、開催国のオリンピック委員会などと協議して開催国枠の扱いについて協議する。(Wikipedia引用)
バスケットボール5人制男女、3人制男女ともの開催国枠出場権についてFIBA(国際バスケットボール連盟)とIOC(国際オリンピック委員会)で、講義が進められていました。当初は、開催国枠で5人制の男女、3人制男女が出場できる予定でした。
ですが、3人制男女に関して、FIBAとIOCは協議の末、2019年11月1日時点でのランキング上位の方に開催国枠を与えるとしました。
男子は9位、女子は11位だったので、女子は自力でオリンピック出場権を獲りにいくことになりました。

3人制女子の出場権獲得方法

オリンピック予選である「FIBA 3x3 OQT(Olympic Qualifying Tournament)」で、上位3チームまでに入ること。
QOT出場チーム数は20チーム。
4つのグループに分かれてリーグ戦を行い、上位2位までが決勝トーナメントを行う。
中には、ランキング1位のフランスやアメリカ、オーストラリア、スペインなど強豪国もいます。

FIBAと日本バスケットボール協会の食い違い

日本バスケットボール協会では当初は開催国枠で5人制男女、3人制男女が出場できる予定だったようです。ですが、その後バスケットボール協会の三屋会長が

「3人制の男女はIOC承認の条件付きということではありましたが、FIBAとの会話の中ではそこまで大きな障害になるとは感じられず、事実上開催国枠が与えられたという認識でいました。」

とのコメントを出していました。このコメントからして、日本バスケットボール協会とFIBAとIOCとの間に食い違いが起こってしまっていたようです。

この結果を受け、日本バスケットボール協会は3人制女子のオリンピック出場に向けて選手たちを全力でバックアップ。

その結果が、今回の2020東京オリンピック出場権を獲得!!!!

自力で勝ち取ったこの出場権は、大きな自信に繋がると思います。開催前に世界と勝負ができたこの経験が、本番の2020東京オリンピックで活かされることを心から応援しています!

ゲームハイライト

Day1  【5月26日】

VS オーストラリア win

VS イラン  win

Day2  【5月27日】

VS ウクライナ win

VS   タイ win

Day3  【5月30日】

VS スイス win

Day4  【5月31日】

VS   フランス rose

VS スペイン win

まとめ

3人制女子が開催国枠を与えられなかったのは、残念でしたが結果的に自分たちの力でオリンピック出場権を獲得したのは、大きな自信になると思います。

実際、今までの国際大会では、女子はすべてベスト4以上の結果を出しています。今回のQOTの結果もベスト4以上の成績です。

メダルのチャンスは大いにあると思います。

予選から勝ちあがってきた強さと自信で、ぜひ東京オリンピックで大暴れしてほしいと思います!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!!

 

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