B.LEAGUE ファイナル第1・2戦から第3戦で、ぜひ注目してほしいポイント!

スポーツ

こんにちは。かいです。

今回は、【2020-2021 B.LEAGUE FINAL】から【観るバスケ】の魅力をお伝えしたいと思います!

観てほしいポイント!4点

クイックヒッター

千葉も宇都宮もクロックダウンになったときに、クイックヒッターでハイピックプレーを選択しているように見えました。

クロックダウン・・・残り時間が少ない場合のこと。チームによって何秒以下がクロックダウンと判断するかの基準は異なります。
クイックヒッター・・・短時間でシュートを打つことを意図したセットプレー。(24秒で最初のセットプレーが不発になった場合、日本では再度仕切り直しのセットプレーを組み立てる時間がない。(24秒ルール、14秒ルール))
ハイピックプレー・・・トップポジションでのピックプレー

第1戦も第2戦も、クロックダウンになったときの富樫選手とセンターとのハイピックプレーに対して、宇都宮のshowDFが効いていた印象をもちました。富樫選手のシュート力は本当に脅威ですよね。第2戦で4Qで20点差ほど離れていても富樫選手がコートにいたら自然と「富樫選手の3Pが入れば逆転あるな」って思って観てしまいました。

show DF・・・showは、スクリーンをかけに行ったオフェンスについているDFが、ボールを持っている人にプレッシャーをかけたり、姿を見せてコースを空けないようにします。元々ボールマンについていたDFが戻ることもあればshowをしたDFがスイッチしてつくこともあります。

第2戦で宇都宮の竹内選手がコートに転がりながらリバウンドをもぎとって、トップにいた渡邊選手にパスして、すぐに立ち上がり、渡邊選手とハイピックプレーをして、渡邊選手がそのままディープスリーを決めたとき感動しました。育成世代の選手たちには、プロ選手のこういった姿にも注目してほしいなって思いました。

ファストブレイク
ファストブレイク・・・チームがボールを保持した瞬間に、その地点から相手チームがDFに戻る前にボールを前線に運び、素早く高確率なシュートを打つことが可能なエリアへボールを進めて得点を狙う速いオフェンスです。
(ゴール下などを狙うケースが多かったですが、最近NBAではカリーの登場でファストブレイクでも3ポイントを選択するパターンがありますよね。凄すぎ。)
第1戦では、千葉がファストブレイクで第3Qで、リズムをつくり流れを大きく引き寄せました。
第2戦では、宇都宮がDFリバウンドをしっかりとるケースや相手のミスからファストブレイクをしかけていくケースをよく見ました。
ファストブレイクが出ているときは、自チームに流れが来やすくなります。バスケットは自チームの流れが多い方が有利になります。逆に流れが相手チームに流れていってるなと思ったときに、チームで焦らずに我慢して再度、自チームに流れが来るようにしていくことが重要になります。
アーリーオフェンス
アーリーオフェンス・・・ファストブレイクとセットオフェンスの間のオフェンスプレー。ファストブレイクで攻めきれはしなかったが、ファストブレイクで生まれたDFとの小さなズレを見逃さずに得点を狙うこと。
第1戦では、千葉がファストブレイクやアーリーオフェンスで得点をとるケースをよく見ました。千葉の得意とするオフェンスですね。
千葉の強みである、アーリーオフェンスで仮にシュートが落ちたとしても、背が高くて走れるセンターがいるのでリバウンドがとれるという事もこの強みを増しているように思われます。
実際に第1戦に関しては、千葉の方がトータルリバウンド数が宇都宮より上回っています。
スラムダンクの「リバウンドを制する者は、試合を制するという言葉を思い出されます…。
リバウンドとルーズ
リバウンド・・・シュートされたボールがリングやボードに当たって落ちること。またはジャンプしてそのボールをキャッチすること。
ルーズボール・・・どちらのチームもボールを保持していないこと。コントロールしていないこと。

私が、印象に残ってるルーズボールのシーンが今回のファイナルでは、たくさんあります。

第1戦での原選手がルーズボールに飛びついた後にすかさず富樫選手が加担していったルーズ。第2戦での宇都宮のギブス選手が、ハーフラインぐらいのところで、必死になってルーズボールをとりにいくシーン。千葉のガードの西村選手がサイドラインきわきわのルーズボールをとりにいくシーン。

B.LEAGUEファイナルで素晴らしい華やかなプレーの裏には、こういった泥臭いプレーでチームに流れを持ってくる身体を張ったプレーがあります。

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まとめ

「今ここで取られたらダメ」や「ここでとれたら流れが自チームにくる」という事を理解しチームのために自分がなにをすべきなのか考えて全力でプレーする姿から学ぶことはたくさんあると思います。

どのチームにも特色や個性があります。チームにいる選手によっても変わっていきます。そこから更に、どような化学反応を起こしてチームに勝利をもたらすのか。バスケットボールって本当におもしろい。と思いました。
今回ご紹介したのは、ごく一部ですが華麗なバスケットボールだけに限らず、泥臭いバスケットボールに注目して観戦してみたらさらにバスケットボールが楽しくなると思います。
ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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