ネーミングライツのメリット・デメリットについて

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こんにちは、かいです。

スポーツ観戦をする会場の名前で、気になったことはありませんか?
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ペイペイドームとか、味の素スタジアムとか?
それらは、ネーミングライツ(命名権)と言われるものなのです!
今回はネーミングライツについてまとめていきたいと思います。

ネーミングライツ(命名権)とは

ネーミングライツとは

スタジアムやドームの名称に企業名を付けるビジネスです。

スポーツ施設などの名称にスポンサー企業の社名やブランド名をつけるもので、いわゆる「命名権」と呼ばれるものです。

これらの資金は、スポーツ施設などの運営資金調達のために重要な手法のひとつとして日本でも定着しています。

 

企業側のメリット

ネーミングライツを導入することによって、企業のメリットは宣伝効果です。

イベントや大会を開催するとなると、一度の多くの人が集まり、そこでネーミングライツが入ってるスタジアムだと自然と人々の印象に残り企業としては大きな宣伝効果に繋がります。

公共施設を運営している自治体のメリット

自治体としては、スタジアムの維持費や設備費などに莫大な資金が必要です。

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とてもではありませんが、自治体のみの資金では賄えません。そこでネーミングライツで企業から資金を集め、維持費に回しているのです。

はじまり

1990年代後半から、アメリカの四大スポーツで使用していた施設から導入がはじまりました。

日本での導入

日本での公共施設での最初の導入は、東京都が所有していた東京スタジアムを食品メーカーである「味の素KK」です。この契約は、2003年3月1日から2008年2月末までの5年間で12億円の契約をしました。東京スタジアムを「味の素スタジアム」、グラウンドを「アミノバイタルフィールド」としました。その後も、何度も継続契約を結んでいます。

その後

ネーミングライツは、その後、全国に広がり約100施設以上に導入されました。

契約

ネーミングライツを契約する内容に、スタジアムでのさまざまな権利を行使が可能になる内容も含まれている契約もあります。

・冠協賛試合の開催

・冠協賛試合での始球式の開催

・球場広告看板(グランド芝広告、球場外壁広告、ベンチ内広告)など

ですが、日本のネーミングライツの特徴は、契約期間が短いことがあげられます。たとえばアメリカのスタジアムの場合は平均で20年契約です。

また、ネーミングライツには不自由な面が起きてしまう可能性が生じることがあります。それは、ネーミングライツとイベントスポンサーとのコンフリクトです。

コンフリクト・・・ビジネス用語でコンフリクトは、論争・争い・衝突・対立などを意味します。

まとめ

ネーミングライツのおかげで、自治体の負担も減り、企業にとっては宣伝効果になりお互いがwinwinの関係になっています。

モノをうまく利用することによって、そのような関係を築きあげていくことの大切さを知ることのきっかけになりました。

今では、公衆トイレなどにもネーミングライツを導入している自治体もあるそうです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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