バスケット女子日本代表!史上初!決勝アメリカ戦を振り返る!!

観戦

こんにちは、かいです!

2020東京オリンピック決勝大会7連覇中のアメリカとの激闘について、バスケットボールファンとして感想をまとめさせてください!

まず、最初に言わせてください。

お疲れ様でした!バスケットボールがすきでよかったです!

情報

予選グループ

日本とアメイジングは、予選リーグで一度、対戦しています。

今大会ベスト4には、このBグループから3つのチームが入っています。それほどレベルの高いグループだったということですね。

予選では、69-86で、17点差をつけられてアメリカが勝利。
この予選1Qは、日本の3ポイントが入り、30-28とアメリカからリードをしていました。そのあとアメリカは高さと上手さとで日本をじりじりと突き放されていき、負けました。

FIBAランキング
アメリカ世界ランキング1位
日本世界ランキング10位
FIBAランキングトップのチーム。
大会6連覇中で、今大会で7連覇を目指しています。メンバーの中には4大会連続で優勝経験のあるベテラン選手もいます。経験でしか得られない「勝ち方」を知っている選手がいるのです。

運命の決勝戦

身長

日本は圧倒的に身長の高さが不利です。

日本は、今回の出場国の中で一番平均身長が低い。176㎝。

ベルギーやフランスは戦では、身長をカバーするために前線からのプレッシャーDF、ハーフコートに入ってからのディナイDFや、ポストマンに対してのダブルチームなどからの、逆サイドへの大きな長いパスが出た後のクローズアウトでのプレッシャーにが相手に効いていて、相手のリズムを狂わせ日本のしたいバスケットの流れに終始持ち込めていました。

アメリカ戦でもオールコートプレスでアメリカからミスを誘っていました。ですが、アメリカは慌てないんですよね。落ち着いてボールを運んでいました。チームとして日本のDFがしたいことをさせないようにしていました。何よりも選手自身の個人スキルの高さありきのことですが、とことん基礎スキルって大切だなと思いました。

ここで、試合を数字から振り返ってます。

リバウンド

身長がないので、リバウンドがやはり気になる点です。

日本のDFリバウンド数・・・26本 OFリバウンド数・・・12本 合計38本
アメリカのDFリバウンド数・・・36本 OFリバウンド数・・・8本 合計44本

この数字からすると、日本はフランス戦と同様にセカンドチャンスをほぼ獲得できていません。またアメリカのDFリバウンド数が多いので、日本はファーストシュートで決めれていません。

FG率

アメリカの個人スキルの高さと、チームが勝つにはなにを選択するのかの判断がシンプルで観ていて「綺麗」の一言がこぼれました。

日本は、ポイントガードの切り込みからヘルプDFがよってきたときのキックアウトで得点を量産するOFがスタンダード。

その日本に対してのアメリカのDFは、まずポイントガードへのプレッシャーをあまりかけない、(アウトサイドシュートがあまりない)ドライブを仕掛けてきても、ヘルプDFをしない。マンツーマンで守るを徹底。高さとワイドスパンがあって、足もありアメリカのDFに日本は攻めあぐねている時間が増えました。またシューターに対しては、しつこいくくらいハンズでのDF。

日本は、本橋選手や町田選手が中心となって得点をこじあけようとしていましたが、全体として打たされている、もしくは打たしてもらえない、時間帯が多かったように思います。パス&ランでドリブルがないときに上手く中を利用できている時間帯もありました。個では難しくてもチームになれば開けれることがあると思います。これからの日本の課題。

アメリカ・・・2P➡58.90% 3P➡30.80% FT➡80% 計54%

日本・・・2P➡43.50% 3P➡25.80% FT➡91.70% 計36%

 

アシスト
日本・・・16回
アメリカ・・・28回

バスケットボールは、ボールを持っている時間の方が少ないです。オフボールの時間が多いということです。オフボールのときにチームとして機能していることが証明されている数字だと思います。

アメリカは、誰もが得点をとることができて、アシストもできるチームなのかもしれません。一言でいうと最強。

ブロック
日本・・・0
アメリカ・・・12本

日本が果敢にゴールに向かっていき、見せつけられた高さの壁。

でも、ここがスタートライン。絶対に日本は強くなります。アメリカも記者会見の際に、「日本はこれからが楽しみなチーム」と言っていました。

高さがないところを何でカバーするのか、それは常に日本バスケットの課題であり、それをクリアーしたときには、世界一になっていると確信しています。

まとめ

世界一の強さを知るという経験を得た日本。

これから日本女子バスケット界に明るい未来が想像できる試合でした。

だからチームスポーツは辞められない!スタートがコートに立った時に、全員がエールを送る姿、ベンチメンバーがコートに立ったときに結果を出す姿、誰がでても全員で戦っている姿は本当に涙なしでは、観ることができませんでした。全員で守る姿、未来のバスケットボール選手たちに伝わったと思います!私も指導者として、選手たちに伝えていきます。

トムヘッドコーチが答えたコメントがすべてです!

ひとりでは超えられないものでも、みんながいるから超えれるものがある。

本当に感動をありがとうございました!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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