B.LEAGUE FINAL 千葉が優勝３度目の正直!!!!

こんにちは。かいです。

2021年6月1日2020-2021 B.LEAGUE FINAL 第3戦。

宇都宮は初代王者であり、千葉は2年連続で決勝まで駒を進めるが準優勝を2回。今回の決勝は3度目の正直の勝負のFINALでした。

結果は、見事に千葉が接戦を制し優勝！！！

感動と歓喜に包まれたFINALを振り返ってみようと思います！

前半
後半
まとめ

前半

リーグ戦東地区1位の宇都宮、同じ東地区2位の千葉。お互いの手の内は知りつくしている相手同士。千葉のファーストシュートはスリーポイントから始まりました。富樫選手がペネトレイト内にドリブルで侵入し、キックアウトで逆サイドコーナーで合わせて得点。対して、宇都宮はミスマッチからズレを作りペネトレイトエリア内での得点。

千葉はその後も確立の高いスリーポイントを立て続けに決めていきました。対する宇都宮は、ロシター選手がポイントガードも出来るという利点があり、バックカットパスで仲間を活かすプレーなどで得点をしたのですが、第2戦のときとは違い、アウトサイドシュートが決まらずなかなか流れに乗れません。

その間に、千葉の得意である走るバスケや西村選手の活躍で一時は10点差がつきました。

そこから宇都宮の怒涛の追い上げが始まりました。

宇都宮は、DFからリバウンドをとった後のトランジションの速さから速攻を繰り出すようになり、ドリブルからのＯＦではなくスペースを作り走りこんでいくようになり、ＤＦが守る的を絞れない、ＤＦに戻る準備ができない展開へと持っていき前半終了時に50-50の同点で終わらしました。10点のビハインドを数分で追いつく力は・・・「強すぎ、すっご！」としか言いようがありません。

前半からリバウンドとルーズへの執着心が両チームとも激しかったです。個人的には宇都宮がDFをしている際に予期せずに生じたミスマッチになった場合のスイッチの対応の早さが大好きです。ぜひバスケットボールファンの人には、かっこいいオフェンスシーンだけではなくて、そういったところも注目してみてください。スコット選手の対応むちゃ早いでっす。

宇都宮のハイピックプレーに関しては、ドロップでボールマンのコースを抑えるのとスクリーナーのロールインを防いで、元のボールマンについていたDFがオーバーでボールマンを追いかけるDFをしているように見えました。またハイピックプレーに関係のないと思われているボールサイドとは逆サイドのDFのヘルプＤＦの寄りも大切になります。ただ、後半にはうまく機能していないように見受けられることが多かったです。

後半

後半は、両チームとも我慢の時間帯が多いゲームだったと思います。

千葉の方がボールと人が動き出し始めたときからスペースをうまく使い始め、シュートが入らなくても動きができてるので、フラストレーションが溜まらずに済んでるように思いました。

対する宇都宮は、ロシター選手と遠藤選手の連続スリーなどで流れをそう簡単には譲りません。ただ終盤になるにつれて、1on1の時間帯が多くなってしまいボールと人が止まってまっていて、「打たされている」状況が多いシュートセレクションが続いてしまっていました。いつもなら入ってるシュートがFINALという大舞台ではプレッシャーやいろんなものが選手の背中にのしかかっていたように思いました。24秒オーバータイムになってもいいから、一本、全員で動いてのフォーメーションオフェンスを作りあげて、しっかり守るということはできなかったのかな～って個人的には思ってしまいました。まだ全然焦るような時間と得点差ではない状況だったので余計にそう思ってしまいました。

ボールが止まっている＝人が止まっているから、ＤＦは守りやすくなります。ボールとの逆サイドでポジションチェンジであったりスクリーンプレーがあるだけで、DFはボールサイドへのヘルプDFが遅れてしまいますし、ボックスアウトも遅れてしまいます。常にずっと動いてるのは、無駄になってしまいますが、そうゆう点でも千葉の方が、選手のオフェンスリバウンドが多かった印象でした。

ただ1on1だけの時間は、千葉にもありました。ショーン選手のアイソレーションでシュートを決めきる力には、純粋にバスケットボールファンとして興奮しました。ちなみに彼、日本で11か国目らしいです。世界中にバスケットボールの友達絶対におるやん、すごいな、って思いました。