バスケットボールの基本オフェンス戦術①

スポーツ

こんにちは。かいです。

バスケットボールが「ハビットスポーツ」と呼ばれたり、「ポゼッションゲーム」とも言われているのをご存知でしょうか。

バスケットボールは、サッカーや野球やバレーボールのように、得点が入ったあとから次のプレー再開までに、ゲームが止まることがありません。その激しい攻防の切り替えが特徴とも言えるスポーツです。

実は、その激しい攻防の中には、チームごとにオフェンスの戦術やディフェンスの戦術が何度も繰り広げられているのです。

そこで今回は、バスケットボールの基本オフェンス戦術の紹介をしたいと思います!

バスケットボールの試合を見ているときに、その戦術に気づけたら、また違った視点からバスケットボールを楽しめると思います!

バスケットボールというスポーツの特徴

ハビットスポーツ

ハビットとは、「習慣、癖」を意味します。

バスケットボールは、習慣の力が大きく影響されるスポーツと言われています。

試合で最高のパフォーマンスを表現できるように、日頃の練習を「良い習慣」が身につくように取り組むことが大切です。

ポゼッションゲーム

ポゼッションとは、「所持、所有」を意味します。

バスケットボールにおいては、攻撃権を表します。

なので、バスケットボールは攻撃権の移り変わりが激しいスポーツ。そのために「ポゼッションゲーム」と呼ばれます。攻撃権の回数が増えれば、自ずとシュートチャンスの回数が増えます。

戦術とは

戦略

戦術を話すときに、一緒に考えなくてはいけないのが「戦略」です。

「戦略は、一般的には特定の目的を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・応用科学である」(Wikipedia引用)

競技やコーチ、選手、それぞれによって考え方や定義は変わりますが、ここでの戦略は戦術より大きな概念であるということにします。

戦術

「戦術は、作戦において任務達成のために隊員・物資を効果的に配置・移動して戦いを運用する術である。そこから派生した言葉としては競技や経済・経営、討論・交渉などの競争における戦い方をも意味するようになる。」(Wikipedia引用)

バスケットボールで簡単に言うとチームにとって、その試合の勝利に大きな影響を与える具体的な手段や方法が戦術ということです。

”水は低きに流れ、人は易きに流れる”という言葉があるように、人は楽な方に流れてしまう生き物です。チームで目標を立てて、試合や年間スケジュールで戦略を立て、試合中の実行目標としてチーム戦術をする。とても大切なことです。

ストーリング

ストーリング・・・「得点を取りに行かずに、ボールをキープ(保持)し続け、時間だけを経過させること。」

バスケットボールの試合中に、こんなシーンを見かけたことはありませんか?

「リングに向かって攻めていかない」「あえてシュートを狙わない」「パスばかりを回している。」

実は、これもちゃんとした戦術のひとつなのです。

この戦術を「ストーリング」と言います。時間の消費が目的の戦術です。

基本オフェンスの戦術としては、得点を取りに行く戦術をするのですが、試合残り時間が少なく大きな点数差はないが、一定の点数差でリードをしている場面でよく利用されています。

逆にディフェンスをしているチームは、残り少ない試合時間なのでファールをしてでも時間を止めようとしてきます。

なので、ストーリングを使う側のオフェンスをしているチームは、ファールをされないようにボールをうまくチーム内で回しながら時間を消費させます。

私がいままで観てきた試合で、ストーリングに関して大きく印象に残っている試合があります。

その試合内容は高校バスケで、試合時間が残り少なく得点差は2点差。リードをしている側のチーム(オフェンス)が、ストーリングを使ったのはこの場面でした。

追いかける側のチーム(ディフェンス)もそれを予測して、オールコートプレス(前線からプレッシャーをかけること)を仕掛けていきました。

そのときに、リードしていたチームのガードプレイヤーが、ボールをもらった時に、相手チームの選手からのプレッシャーを受ける前に、宙にボールを放り投げたのです。

そして、そのボールが宙に浮いてる間に試合終了のブザーがなりました。

これ凄くないですか?この状況でチームが勝つために、冷静に判断してこれを選択する勇気。

この試合はこのような展開で、ストーリングを使っていましたが、他にも有効的にストーリングを使っている試合はたくさんあると思います。ぜひ、バスケットボールの試合を見て観察してみてくだいさい!

まとめ

今回は、オフェンスの戦術のストーリングについて紹介しました。

バスケットボールがまた違った角度から楽しめれるきっかけになればうれしいです!

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました