こんにちは。かいです。
スポーツの祭典として歴史が古く憧れの大会オリンピック。
スポーツ選手としてオリンピックに出場すること、活躍できることはとても名誉であり誇りです。
ですが、昨今オリンピックはビジネスとしての見方が強くなっている傾向があるように感じられます。
今回は、その理由についてゴルフを通して、オリンピックとビジネスについてまとめていきたいと思います!
ゴルフの世界
日本のゴルフ界
日本のゴルフトーナメントを運営する主な競技団体は、4つあります。
男女の違い
男子プロ選手の賞金は、1試合あたり賞金総額が1億5000万円程度で、女子プロ選手の賞金は1億円程度と言われています。2018年シーズンでは、男子と女子の試合数を比較すると1シーズンにおいて約10試合ほど、女子の方が多いです。それは、この賞金額も影響されています。
また賞金額に関してですが、総額の20%が貰えるようになっています。総額全額ではないんですね。その中から、キャディー代や試合において必要な経費である移動費や宿泊費、また自身の普段の練習に必要なものを支払って生活するとなると賞金だけで生活ができているのは、一握りの選手という事が伝わるのではないでしょうか。
ゴルフとオリンピック
オリンピック競技復活
1904年セントルイス大会までに2回ほど、ゴルフはオリンピック競技として採用されていたことがあります。その後は、採用されず2016年リオデジャネイロ大会で競技として復活しました。
112年ぶりのオリンピック競技種目としての復活です。
建前
本音
112年ぶりにオリンピック競技種目として、復活した理由はさまざまな意見があります。
その中でも大きな要因のひとつとして、あげられのは「ビジネス」としての面です。
ですが、2016リオデジャネイロ大会では、何人かのプロゴルファーは参加しませんでした。
そのうちのひとつの理由として考えられるのは、オリンピックでは賞金がないからと言われています。
ゴルフには、世界4大メジャー大会と言われている『マスターズ・トーナメント、全米オープン、全英オープン、全米ゴルフ選手権」があります。賞金総額は、780万ドルから1050万ドルに達しています。
オリンピックでは国の方針やIOCの方針に従わなければならないことが多すぎて、自身のスポンサーをしてくれている企業のロゴマークが入っている服などを着ることが簡単ではありません。選手としては、お世話になっている企業をアピールできないことは抵抗感を感じるのでしょう。
4大メジャー大会に出場するレベルの選手としては、国を背負って戦うことだけに意義を持ち戦わなければいけないということです。
またリオデジャネイロ大会の時には、当時ブラジルで流行していたジカ熱への懸念から、辞退した選手もいました。
男子プロゴルファーの多くはリオデジャネイロ大会は辞退しました。ビジネス面だけを切り取って考えると、オリンピックの存在意義の確立が今一度、必要だと感じざるをえません。
女子プロゴルファーは、男子よりは賞金額が少ない環境下で普段行っているので、オリンピックで目立ち注目されることをメリットとして捉えている選手が多く辞退する選手は、あまりいませんでした。
#男子ゴルフ の20日付世界ランキングが発表され、16位の松山英樹選手と76位の星野陸也選手の日本勢上位2人が、東京オリンピック出場権を獲得しました。
松山選手は2016年リオデジャネイロ大会は辞退しましたが、東京大会は出場の意向を示しており、初の五輪出場となります。https://t.co/khW0xkw8ix— 毎日新聞東京運動部 (@mai_tspo) June 21, 2021
まとめ
今回は、スポーツのビジネス面をゴルフとオリンピックの関係性から覗いてみました。
競技によって、プロ選手としてのメリットデメリットを判断することは当然あると思います。ただし、スポーツの祭典がマネーゲームだけで語られるのではなくて、スポーツ本来の意義を見出す大会でも在ってほしいなと思いました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント