こんにちは。かいです。
昨今、部活動に関する国の方針が変更をきっかけに、地域でスポーツクラブが増えてきているのはご存知でしょうか。
今回は、地域スポーツの役割についてまとめたいと思います!
部活動に対する国の方針
文部科学省が出している「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」で、学校と地域が協力し合って、スポーツをする機会を今までとは違い、
「するスポーツ」のきっかけは、地域のスポーツクラブが担うものへとなりつつあります。
部活動の競技数
子どもたちが興味・関心を持ち、いざ中学校・高校の部活動に入ろうと思っても、スポーツによっては学校に部活動が存在していない。という事が起きています。
実際に、あるグラフによると高校男子では野球、バスケットボール、サッカー、陸上、卓球、バドミントンなどの部活数は増加しており、バレーボールや柔道や空手などといったスポーツは減少傾向になっているとされています。
また女子では、バレーボール、バスケットボール、陸上、バドミントン、卓球の部活数は増加傾向にあり、ソフトボール、体操、ソフトテニスなどは減少傾向になっているとされています。
地域スポーツクラブやコミュニティの存在
部活動数の制限
学校では、週休2日制で授業を確保しているために部活動をする時間の確保が難しくなっています。また従来は学校の先生が、授業も見つつ部活動を指導することも担っており、先生たちのハードワークが問題点になっていました。
競技人口数と地域スポーツクラブとコミュニティ
では、部活動数が減少しているから競技人口数も減少しているかと考えられるのが一般的ですが実は競技によっては、そうではない競技もあります。
これら今まで、学校が担っていた「するスポーツ」の「きっかけづくり」を役割交代としてうまく機能している競技に関しては、競技人口数が減少傾向になりにくくなっているようです。
するスポーツのきっかけというピースが空いてしまい、空白のままだった箇所にどのようにうまく地域スポーツクラブやコミュニティをはめ込むのかが重要になっています。
令和元年度から令和2年度にかけて実施したスポーツの組織的統括性からみたスポーツ人口等実態調査の報告書を発行しました。
詳細は以下のホームページをご覧ください。https://t.co/IWO0uFynBk— JSPO(日本スポーツ協会) (@JSPO_official) April 1, 2021
学校体育と部活動
学校段階での体育、部活動が終了した後にスポーツに親しむ機会が減少していくことによって免疫力の低下から健康二次被害が出てくることも懸念されています。
それらは医療費の増加につながっていきます。
人は、運動することによって身体的にも精神的にも健康を保つことができる生き物です。
学生時代にスポーツをする機会を得て、運動習慣を身につけることが大切ですが、その機会自体が減ってきてしまっている現状に地域でスポーツクラブなどを利用して「する機会」を減らさずにしていくことが重要となっています。
(画像:JSPO引用)
まとめ
学校の役割と地域スポーツクラブの役割交代をうまく機能させることで、すべての人にスポーツをする機会をつくることができます。
スポーツ産業の発展にも繋がり、健康寿命も伸び、医療費の抑制にも繋がります。私たち、スポーツをしている人達から、積極的にスポーツをする機会を周りの人へと広げていく活動も大切なことになっていくのではないかなと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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